サトウは製薬企業に勤めながら副業として個人事業を展開しています。
そもそも、所属する会社は副業を認めていることを公表していなかったのですが、労使交渉の議事録から応募された案件ごとに審査され、受け入れていると知りました。一般的な副業を開始するための情報収集を行い、自ら応募フォーマットを作って『こんな条件で副業をやらせてほしい』というのを人事に送ったところ、『この書式で提出をお願いします。許可制ではなく、届け出制です。』との返信と自分が作ったものより素晴らしい書式をいただいたので(あるんじゃん!)、早速記入、提出し、無事受理されました。
もともとその時点で1年後には役職定年を迎えることが定まっていて、それによって社内の役割がガラッと変わり仕事に余裕ができると予想され、それに相応して実入りが細くなることが決まっていたので、そこへ滑り込むようにこれまでやってきた活動に対して所属する会社の看板を借りずに個人事業を企てようという運びです。事前の社外発表許可願がなくなることと、会社に吸い取られていた報酬を直接いただけるのがメリットです。
なにより、自分にもうひとつの軸が生まれたことが日々を豊かに過ごすことに繋がっています。